ラフ・コリー
ラフ・コリーの歴史
スコットランドの羊は顔と肢が黒かったことからコリー(アングロ・サクソン語で黒を意味する)と呼ばれ、牧羊犬も黒い毛色が主流だったことからコリー・ドッグと呼ばれ、のちにコリーとなりました。セーブル・アンド・ホワイトが記録されたのは1872年ですが、この毛色が好まれコリーの人気を絶対のものとしました。
基本情報
体重 | 27~34kg |
体型(大きさ) | 大型犬 |
体高 | 61cm |
被毛 | まっすぐの長毛 |
カラー | セーブル&ホワイト、トライカラー、ブルーマール |
耳の形 | 半直立耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 牧畜犬、牧羊犬 |
寿命 | 10歳 |
性格
親しみやすい性質で、神経質であったり、攻撃的な面はあまりありません。性格はやや神経質ですが、自尊心が強い傾向にあります。
日常の飼育ポイント
飼う場所は、室内でも屋外でもOKですが、孤独が苦手です。周囲に人や動物がいる方が、落ち着いて過ごせる犬種です。また外観からもわかるように、運動と被毛の管理に手間を惜しむ人には飼い切れません。
気をつけたい病気
皮膚疾患、慢性腸炎、肘脱臼、前庭疾患、難聴、小脳変性、眼瞼内反、角膜変性症、白内障、コリー眼異常、汎進行性網膜萎縮症、視神経欠損症、腎臓機能異常、陰茎発育不全
注意点
状況判断が瞬時にできて、適確に行動する犬で、非常に賢いのですが、変化と運動量の少ない生活を続けていると、元気がなくなったり、病気がちになったり、ストレスを抱えて神経質になったりするので、ノンリードで走り回れる生活を用意してあげましょう。