ノーフォーク・テリア
ノーフォーク・テリアの歴史
ノーフォーク・テリアは、ノーリッチ・テリアと同じ歴史をたどっていますが、犬種の完成にあたって使用されたのは、小型のアイリッシュ・テリアやボーダー・テリアやグレン・オブ・イマール・テリアなどです。1932年、ノーリッチ・テリアの名称でイギリス・ケネル・クラブに登録が認められ、1964年に至り、垂れ耳タイプがノーフォーク・テリアとして独立しました。
基本情報
体重 | 5~6kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 25~26cm |
被毛 | 針金状の硬い直毛が、ボディに密着している |
カラー | レッド、ウィートン、ブランク&タンなど |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 断尾の習慣がある |
飼育目的 | 小型獣猟犬 |
寿命 | 13~14歳 |
性格
ノーフォーク・テリアは向こう見ずでけんか好き、勇敢で探索好き、さらに独立心が旺盛で頑固、と典型的なテリアの性質を十二分に受け継いでいる犬種です。かなり活動的な犬種なので、安全な場所での十分な運動が必要です。大変頭がよく、人々に対しても愛想よく振る舞いますが、こうと決めたら絶対に譲らない意志の強さも持ち合わせています。小機敏で、恐れをしらず、独立心が強いが、人と一緒にいることが好きで、子供やほかのペットたちにも寛容です。
日常の飼育ポイント
ノーフォーク・テリアには毎日屋外で十分運動をさせる必要があります。適度な散歩や活発に動き回れるゲームなどを取り入れるとよいでしょう。特に狩りや探索を好むので、足場のよい安全な場所で何かを追いかけたり探させたりといった運動をさせると喜んで熱中します。針金のような硬い被毛には、週に1~2回程度はコーミングをし、年に2~3回は手で丁寧にむだ毛を取り除いてあげましょう。
気をつけたい病気
皮膚疾患、緑内障、白内障、水晶体脱臼、視神経欠損症、関節炎
注意点
何にでも好奇心を持って遊びにつなげていける探究心旺盛な犬です。暇さえあれば何か楽しいことはないか探し回るタイプなので、見ていても飽きませんし、留守番もちょっとした知育トイを渡しておけば、大丈夫です。