ジャイアント・シュナウザー
ジャイアント・シュナウザー の歴史
1913年以来、スタッドブックに登録され1925年にはジャイアント・シュナウザーは作業犬として正式に認められました。なめらかな被毛を持った大型の牧畜犬を掛け合わせ、さらに、きめの粗い被毛を持った牧羊犬やグレート・デーン、ブービエ・デ・フランダース、ブラック・プードル、ウルフ・スピッツ、ワイヤーヘアード・ピンシャーなどとの交配を進めていきました。 その結果、どんな天候のもとでも家畜の群れを管理できる優秀な牧畜犬、ジャイアント・シュナウザーが誕生し、人々から誇りを持って「ミュンヘナー(ミュンヘンで生まれた犬)」と呼ばれるようになりました。
基本情報
体重 | 35~45kg |
体型(大きさ) | 大型犬 |
体高 | 60~70cm |
被毛 | 長く密に生えた被毛は針金状の剛毛 |
カラー | ブラックの下毛を持つブラック一色、ソルトアンドペッパー |
耳の形 | 立ち耳 |
尾の形状 | 断尾の習慣がある |
飼育目的 | 番犬、護衛犬 |
寿命 | 11~14歳 |
性格
大きく、パワフルな犬種です。 非常に利発で感覚が鋭く、大胆細心で活発・機敏。強い防衛本能を持ちながら人間には忠実と、うってつけのガード・ドッグ。温和で忍耐強く、子どもの遊び相手をさせていても問題はありません。家庭犬としても優秀です。
日常の飼育ポイント
ジャイアント・シュナウザーには、毎日活発な運動をさせる必要があります。激しい運動を取り入れたゲームをしたり、長めのハイキングや散歩などを取り入れてあげましょう。大型ですがしっかりとコミュニケーションのとれる室内飼育が理想です。日常的な手入れは、ブラッシングとコーミングをおこないます。食後に汚れやすい口ひげまわりは、こまめに拭いて清潔さを保ちます。
気をつけたい病気
心臓疾患、皮膚疾患、尿崩症、甲状腺機能異常、緑内障、白内障、汎進行性網膜萎縮症
注意点
サルファ剤や金属に過敏に反応して、皮膚炎を起こす事があるので注意が必要です。