シャイロ・シェパード
シャイロ・シェパードの歴史
シャイロ・シェパードは、心身共に健全で、気質もよくて、健康的な古来のシェパードの姿を取り戻す為に30年余りの'type-to-type'式繁殖の結果に生まれた犬種です。特有のアメリカン、ジャーマン、カナディアンシェパードの系統を使った結果、この犬種の創始者(Tina Barber)が""シャイロ・ルック”に到達したのです。1980年代に、マラミュート(Malamute)、アメリカのジャーマン・シェパード(American German Shepherd)、そしてホワイト・シェパード(White Shepherd)が一部のシャイロの血統に投入されました。これは、骨盤の角度を少なくし、骨の強化、遺伝的傷害等々を取り除く為に行われ、その結果、シャイロ・シェパードが誕生しました。
基本情報
体重 | 54~72kg |
体型(大きさ) | 大型犬 |
体高 | 71~81cm |
被毛 | スムースとブラッシュの2種類 |
カラー | ブラック、シルバー、グレー、レッド、ブラウン、クリーム、ブラック+タン、ブラック+グレー |
耳の形 | 立ち耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 家庭犬 |
寿命 | 10~12歳 |
性格
シャイロ・シェパードは穏やかで友好的で優しい愛情深い犬種で、特に子供との相性は素晴らしいものがあります。また、防衛能力にもとてもすぐれているのでセラピー、捜索救助や介助犬としても秀でているのが見られます。精神的に勇敢で自信を持ち、しばしばジャーマン・シェパードに見られる極度な攻撃性や臆病さのない安定した性格の犬種です。
日常の飼育ポイント
大型犬の持つ股関節の形成不全をはじめとする、いくつかの代表的な関節症や骨疾患などを克服して誕生した新しいタイプの犬種だけに、大型犬として、シャイロは恐らく間違いなく極めて健康的な犬種の代表となっています。今後、人気をはくすことは大いに予測できます
気をつけたい病気
胃腸障害、皮膚疾患
注意点
非常に賢い犬で、訓練しだいで様々な要求に応えてくれる名犬になります。そのためにも、日頃からのスキンシップやコミュニケーションがとても重要です。