ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの歴史
ウェールズ語で“ちっぽけな犬”という意味のウェルシュ・コーギーは、3000年以上も前に中央ヨーロッパからケルト人とともにやってきた、優秀な牛使いとして活躍していた犬。胴長単足の特徴的な体型とペンブロークにはないふさふさした尾がシンボリックです。
基本情報
体重 | 11~17kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 27~32cm |
被毛 | 短毛または中くらいの被毛 |
カラー | ブリンドル、セーブル、ブラック&タンなど |
耳の形 | コウモリ耳 |
尾の形状 | 切り尾 |
飼育目的 | 牧畜犬、牧羊犬 |
寿命 | 12~14歳 |
性格
活動的で動作も機敏。大胆で小さな体を感じさせず、家族が多くの愛情を注いであげればよくいうことを聞き、運動もさほど長時間は必要としません。一度気を許した相手には、とても友好的になりますが、警戒心が強くて人見知りが激しい犬なので、見知らぬ人には攻撃的になることも少なくありません。その意味では番犬向きといえるでしょう。
日常の飼育ポイント
牧羊犬だったのでかなりの運動が必要となります。しかし、刺激的なアクシデントを多く取り入れないと、すぐに散歩や運動に飽きて、寝てばかりの怠惰な生活を好む様になってしまいます。その結果の肥満はぜひとも避けなくてはなりません。手入れはほとんど必要ありませんが、ブラッシングは週に2回ほど時間をかけてしてあげるようにしましょう。運動だけ留意すれば、快適に生活することができる、ごくごく飼いやすい犬といえます。
気をつけたい病気
椎間板ヘルニア、角膜潰瘍、水晶体脱臼、汎進行性網膜萎縮、シスチン尿石症
注意点
胴長短足にもかかわらず、俊敏で過激な運動をします。そのため、晩年椎間板ヘルニアで起立不能に陥るケースも多いので、日頃からのケアが大切です。