イングリッシュ・セッター
イングリッシュ・セッターの歴史
猟銃が普及する前、猟師たちは網を使って鳥を捕まえていましたが、その頃から猟師たちは犬に、獲物を前にしてしゃがみこみ、獲物を見張るように訓練をしていました。そういう訓練を受けていた当時のセッターたちが、現在のセッターの先駆けとなっています。
基本情報
体重 | 25~30kg |
体型(大きさ) | 大型犬 |
体高 | 61~69cm |
被毛 | 絹糸状の長毛 |
カラー | レモン&ホワイト、ブラック&ホワイト、レバー&ホワイト、トライカラーなど |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 半月刀形尾 |
飼育目的 | 鳥獣犬 |
寿命 | 10~14歳 |
性格
基本的には、おだやかさと愛情に溢れた親しみ深い気質の持ち主。そのため飼い主も、愛情をもって優しくつきあう必要があります。おとなしく、甘えん坊ですが、環境にもすぐなれ、人やほかの動物たちとも仲良くできます。さらに主人には忠実で、愛情豊かな家庭犬です。
日常の飼育ポイント
毎日少なくとも1時間程度の運動をさせる必要があります。できれば、室内ではゆったりと過ごし、屋外では思い切り運動する、といったけじめをつけるのが理想的です。 被毛は長めなので、2~3日に1回は定期的にブラッシングをしてあげましょう。過ごし方によっては、白い被毛をいつも美しく保つのは難しいかもしれませんが、形態美を重要視するなら、毎月、または2カ月に1回程度はバリカンやハサミでむだ毛を取り除いたり、トリミングをしたりといった手入れが必要です。
気をつけたい病気
皮膚疾患、眼疾患
注意点
運動不足やコミュニケーション不足で、気性が荒くなったり、攻撃的な性格が強くなる傾向があるので、日々のケアがとても大切です。