イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの歴史
18世紀初頭に、イギリスで単独犬種として認められるようになった歴史の持ち主。猟銃が発明されるまでの間、イギリスでは、猟師たちは鳥を網に生け捕ったり、ハヤブサやグレイハウンドに捕らせたりしていました。その後、猟銃が発明されて徐々に狩場の範囲が広くなると、鳥を飛び立たせたり(フラッシング)、突然飛び出して鳥を驚かせたり(スプリンギング)しながら、銃でしとめるといった狩りが主流になっていきました。それに伴ってそういう能力に優れた猟犬が必要になり、もともとフラッシングやスプリンギングの能力を持ち合わせていたスパニエル犬の特徴を、より際立たせるような繁殖が行なわれ始めました。
基本情報
体重 | 22~24kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 48~51cm |
被毛 | 堅毛のストレートコート |
カラー | レバー&ホワイト、ブラック&ホワイトなど |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 旗竿尾 |
飼育目的 | 鳥獣犬 |
寿命 | 12~14歳 |
性格
快活で遊ぶことが大好きなイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、エネルギーに満ち溢れた犬です。日中は外を思い切り駆け回り、夜になると家族だんらんの場でゆっくりすることを好みます。
日常の飼育ポイント
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは探究心が旺盛なので、毎日、探究心を満足させるような知的な運動と、肉体的な運動をバランスよく取り入れましょう。普段は室内で過ごさせ、好きな時に庭に出て運動できるといった環境が理想的です。1週間に1~2回のブラッシングと、3カ月に1度のトリミングが不可欠です。
気をつけたい病気
皮膚疾患、関節炎
注意点
体の大きさよりもパワフルで、膨大な運動量を必要とします。それを満たしてあげないと、欲求不満で攻撃的になることがあるので、十分に気をつけましょう。