三川内焼にペットの肉球を絵付けするイベントが26日、長崎県佐世保市三川内本町の三川内焼伝統産業会館であり、県内外から多くの愛犬・愛猫家が訪れて楽しんだ。
地域貢献の一環として、医療機器や美容器、動物用機器の製造・販売を手掛ける日本理工医学研究所(佐世保市新行江町)が2018年から開き、3回目。
飼い主は、愛犬・愛猫の肉球にインクを付け、マグカップや丸皿、歯ブラシ・ペン立てに押した。ペットの名前や日付などを描き入れ、思い思いのデザインに仕上げた。
家族と訪れた市立大野小5年の樋渡晃士君(11)は「思った以上に肉球の形がはっきり写って、うれしかった」と笑顔。同研究所の浦淳一郎さん(31)は「ペットとのコラボレーションで三川内焼をアピールすることで地域に恩返しができたら、うれしい」と話した。