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ペット保険を中心に順調に拡大 国内ペット関連市場 – 富士経済が調査

富士経済は国内ペット関連市場を調査。近年健康意識が高まるペットフードや特性あるアイテムの拡充が著しいペット関連市場を「ペットフード」「ペットケア用品」「ペット生活用品」の3つのカテゴリに分け、最新の市場動向を発表した。なかでも伸長著しい注目市場として、ミルク、ペット保険、ペット用消臭・脱臭機/空気用洗浄機を挙げている。

 

【こちらも】ペット関連総市場、15年度は前年比1.5%増の1兆4720億円

 

〈注目市場 2017年市場見込み〉
■ミルク 17億4,000万円(前年比4.8%増)
ミルクは使用シーンが拡大。ライフステージ別や低脂肪タイプなど機能性を重視したタイプが増加。また熱中症予防対策、スナック感覚の購入などその間口が広がっていることから、さらなる市場拡大が期待できる。

 

■ペット保険(契約件数) 142.9万件(同14.2%増)
ネットでの購入が増加傾向にある。ペット保険としての認知度が高まったことや、疾病予防意識が向上したことが大きい。生体購入時の保険加入以外に、その後ネットでの保険契約が増加したことが市場拡大を牽引している。ペットの医療費が高額化傾向にあることから、未保険ペットオーナーによる潜在的なニーズは依然高い。今後も堅調な市場拡大が見込める。

 

■ペット用消臭・脱臭機/空気用洗浄機 3億5,500万円(同4.4%増)
ペット臭への意識が高まり需要が増加。ペット専用品の認知度が向上したことやペット臭の除去力の高さからペットオーナーからの支持が拡大している。ペットの室内飼育が定着したことも需要拡大に貢献している。

〈国内ペット関連市場カテゴリー別 2016年実績〉
■ペットフード市場 3,111億円(前年比2.0%増)
健康意識の高まりからミルクを中心としたペットの健康をサポートするフードやサプリメントが、ドッグフードなどの市場縮小分を大いにカバーした。

 

■ペットケア用品市場 745億円(同4.8%増)
室内飼育の定着により猫砂やトイレ用シーツの需要が増加。オムツも認知度が拡大、介護用途、外出時マナー、留守番時対策などそのシーンも拡大している。

 

■ペット生活用品市場 389億円(同1.6%増)
ペットの多頭飼育対策による機能充実などによりケージ、サークル、ゲートなど高単価用品が好調に拡大。ペットオーナーの外出対策による自動給水器・自動給餌器も伸長している。

 

ペット関連市場は安定した推移をしている。近年はペット一頭にかける金額が増加。ペット医療が高度化していること、それに伴う高齢化も市場拡大を牽引している。今後も共働きや単身世帯増加に伴い、ペット留守番時に使用するペットヒーターなどペット用家電も相次いで販売されていることから、市場全体としても堅調な拡大が見込まれる。

 

情報提供元:財経新聞

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