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信頼できる獣医・動物病院をどうやって探すか?

ペットの医療情報は探しづらい。健康保険制度がなく、診療代も「獣医の言い値」で決まることが多く、飼い主もペットも望まないような無駄な検査・治療を押しつけるような動物病院もある。ペットの数が減っているにもかかわらず、動物病院の数が増えているため、パイを奪い合う状況が続いている。

 

中には、本当に必要だったかわからない余命の猫に対し、慢性腎不全等の検査・治療を行い170万円以上請求された例もある。だからこそ、信頼できる獣医・動物病院の探し方も知っておく必要がある。

 

●「治療費の見積もり」を出さない動物病院はNG
治療に際してその意図や効果、リスクの丁寧な説明があるかどうかに加え、「治療費の見積もり」が提示されるかは必ずチェックすべきポイントだという。いそべ動物病院院長・磯部芳郎氏はこうアドバイスする。

 

「高額請求トラブルでは、事前の見積もりを受けていなかった飼い主さんがほとんどです。どんな治療をするかだけでなく、どれだけの費用がかかるかをきちんと示さないような獣医師であれば、行かないほうが賢明だと思います」

 

●誠実な獣医ほど「他の獣医」を紹介できる
ペット医療は日進月歩で、専門分野の細分化も進んでいる。

 

椎間板ヘルニアを発症しやすいダックスフントが人気になると、その手術を学ぶ獣医が増えるといったように、ペットブームの隆盛に合わせた変遷もあるという。

 

「専門分野を持って最新の知識を吸収し、日々技術を磨いている獣医師ほど、専門外の分野や不得意分野には手を出さない。

 

『この病気に関しては、別の病院の専門の先生を紹介します』といえる獣医師は誠実だし、実際に知識と技術を持っている。そういう獣医師とは、何かあった時にすぐに相談にいけるような関係を作っておくといい」(関西の獣医)

 

●治療前に複数の選択肢を示すか
治療に際して複数の選択肢を提示する獣医かどうかも判断基準になる。

 

「治療にあたっては“正解はひとつではない”ケースがほとんどです。たとえば、高齢のペットの場合、人間の終末期医療と同様の考え方で、積極的な治療をせず苦しませずに死期を待つのもひとつの選択肢です。ペット治療でも、常に複数の選択肢を示し、説明できるのが『いい獣医師』だと思います」(同前)

 

●「かかりつけ獣医」を複数持つ
動物評論家・三上昇氏は、万一の時に慌てず、判断を誤らないためにも、「かかりつけ獣医」の重要性を説く。

 

「ちょっとした体調不良や検査の時でも、もし『この獣医師はちょっと怪しいな』と思ったら、迷わず違う病院に行ってみる。そうやって複数の病院にかかるなかで信頼のおける人を2~3人見つけておくと、いざ重い病気に罹った時でもスムーズにセカンド・オピニオンを得られ、納得のいく治療を選びやすくなるのです」

 

ペットへの愛情を食い物にされないためにも、「獣医まかせ」の飼い主でいてはならないということだ。

 

情報提供元:NEWSポストセブン

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