ノルウェジアン・エルクハウンド
ノルウェジアン・エルクハウンドの歴史
非常に古い犬種で、スカンジナビア半島に起源を発した動物の中で最古の一つといわれています。8世紀頃からノルウェーにいたノルマン人がスカンジナビア山脈の大きな角を持つ鹿(エルク)狩りに用いたり熊狩りに使用しました。また冬期にはそり犬としても活躍しました。
基本情報
体重 | 20kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 52cm |
被毛 | 粗くて硬い、直毛の短毛 |
カラー | グレーまたは毛先がブラッグ |
耳の形 | 立ち耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 原始犬 |
寿命 | 12~14歳 |
性格
ノルウェジアン・エルクハウンドは大胆で遊び好き、独立心が旺盛で警戒心が強いといったハウンド(猟犬)の特性と、陽気でにぎやかな反面、保守的といったスピッツ系の特性を合わせ持っている犬種です。
日常の飼育ポイント
この犬は犬舎でも家庭内でも飼育できるが、毎日の運動は必要です。二層構造になった被毛には週に2回程度のブラッシングで十分ですが、毛がはえ変わる時期には毎日ブラッシングを行ってください。
気をつけたい病気
骨形成不全、緑内障、水晶体脱臼、白内障、汎進行性網膜萎縮症、眼瞼内反症、腎臓疾患、原発性腎性糖尿、股関節形成不全
注意点
最終的な主な死亡原因となってしまうのが、腎機能不全であることを考慮して、日頃から腎臓をガードする気持ちで食生活を考えていくことが大切です。