日本スピッツ
日本スピッツの歴史
サモエドの小型化をはかって純白の小型犬を改良した、日本独自のスピッツです。歴史は浅く、東京の愛犬家がカナダから持ち込んだサモエドがベースになったといわれています。昭和20年代には全国にブームを巻き起こし、30年には人気犬種日本一の座に輝きました。
基本情報
体重 | 9~11kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 30~38cm |
被毛 | 額や耳、四肢の一部を除き、まっすぐな開立毛 |
カラー | 純白 |
耳の形 | 三角立ち耳 |
尾の形状 | 巻尾 |
飼育目的 | 原始犬 |
寿命 | 12~14歳 |
性格
中国から渡来したといわれているジャーマン・スピッツをもとに小型化した犬種です。基本的に陽気な遊び好きです。繊細で警戒心の強い性格なので極端に人見知りをしてしまう一面もあります。感覚は鋭敏で利口です。明るく子供とも仲良く付き合っていけます。主人には明朗忠実で従順です。
日常の飼育ポイント
皮膚疾患、結膜炎
気をつけたい病気
皮膚疾患、結膜炎
注意点
一時の大ブームの時の乱繁殖によって、神経質で攻撃的になるよく吠える個体が激増し、一気に人気が衰退しました。現在は良好な個体が多くなり、人気が復活しつつあります。