ナポリタン・マスティフ
ナポリタン・マスティフの歴史
古代ローマ時代に、アレキサンダー大王がギリシャ(マケドニア)にもちこんだマスティフ犬が始まりともいわれています。すでに飼育されていた土着の犬と交配され、軍用犬・闘犬として優秀で、現在に近い姿が作られたのでしょう。イタリアに渡り番犬・軍用犬として飼育され、サーカスでも使われたといわれています。
基本情報
体重 | 60~70kg |
体型(大きさ) | 大型犬 |
体高 | 65~75cm |
被毛 | 硬くて短い、粗い毛 |
カラー | あらゆる毛色 |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 下垂剣状尾 |
飼育目的 | 番犬、護衛犬 |
寿命 | 10~13歳 |
性格
性格は飼い主に忠実で番犬向きです。しかし自尊心がとても強く、強力な闘争本能の持ち主なので、小さい頃から徹底したトレーニングをして初めてその才能が開花するタイプの犬種です。
日常の飼育ポイント
手入れは、ラバーブラシなどでのブラッシング程度か、濡れタオルで体の汚れを拭く程度ですみます。シワ・たるみをのばしながらよく拭き、その後のブラッシングするが理想的です。ストレスを抱え込まないように、日頃から膨大な運動量が必要となります。
気をつけたい病気
関節炎、眼瞼内反、外反症、チェリーアイ、白内障、皮膚疾患
注意点
幼少からの徹底したしつけをおこなわないと、咬傷事故に発展したりするので、注意が必要です。初心者には扱いにくい犬です。