チベタン・スパニエル
チベタン・スパニエルの歴史
チベタン・スパニエルの歴史はチベットの仏教信仰と密接に関わり合っています。 仏教では獅子が重要なシンボルとして尊ばれており、「犬のように忠実に釈迦に奉仕すべし」という教えがラマ教の僧侶たちに浸透していました。
基本情報
体重 | 4~7kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 25cm |
被毛 | 絹糸状で、耳、前足の後ろ側、尾、尻に飾り毛がある |
カラー | あらゆる毛色 |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 巻尾 |
飼育目的 | 家庭犬、愛玩犬 |
寿命 | 12~15歳 |
性格
チベタン・スパニエルは独立心が旺盛で、大胆かつ頑固な面もありますが、感受性が強く従順な面も持ち合わせています。十分に生活を楽しめる伴侶犬でもあり、厳格な番犬にもなってくれます。他の犬や動物たちとは仲よくつきあっていけますが、見知らぬ人には距離を置いて接する傾向があります。
日常の飼育ポイント
チベタン・スパニエルには、それほど多くの運動量は必要ありませんが、毎日少しでも運動させる時間を作ってあげてください。被毛の手入れとしては、週に2回ほどブラッシングとコーミングをする程度で大丈夫です。
気をつけたい病気
眼瞼内反、白内障、汎進行性網膜萎縮、視神経欠損症、小眼球症
注意点
チベットの僧院で愛玩犬として飼育されてきました。状況判断が適確に出来る物静かで賢い犬です。チンのルーツとも言われる飼いやすい犬です。