ダンディ・ディンモント・テリア
ダンディ・ディンモント・テリアの歴史
ダンディ・ディンモント・テリアは、テリアのなかでも特殊な様相をしていることで有名ですが、その起源は他のテリアと同様に典型的なものです。 この犬種は18世紀にスコットランドとイングランドの境界付近で作出され、農民やジプシーの間で、カワウソやアナグマ、またはキツネを狩る猟犬として飼育されていました。
基本情報
体重 | 8~11kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 20~27cm |
被毛 | 硬い毛とやわらかい毛が混じっていて、頭部に冠毛がある |
カラー | ペッパーかマスタードの色調 |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 半月刀形尾 |
飼育目的 | 半月刀形尾 |
寿命 | 10~12歳 |
性格
ダンディ・ディンモント・テリアは、「敷居の高い犬種」というだけではなく、粗野で活発な面も持ち合わせており、猟犬としての本能も健在です。もちろん、溺愛しすぎなければ、行儀のよい立派な愛玩犬にもなります。
日常の飼育ポイント
狩りや探索を好むため、適度な運動を毎日取り入れることが必要です。被毛の手入れとしては、週に2回ぐらいの頻度でコーミングをし、定期的にトリミングしてあげましょう。
気をつけたい病気
椎間板疾患、難治性角膜潰瘍、緑内障、股関節形成不全、膝蓋骨内側脱臼、軟骨発育不全、皮膚炎
注意点
胴長短足のため、椎間板ヘルニアとなって歩行困難となることがあります。