四国犬
四国犬の歴史
高知県、愛媛県の山間部で大正・昭和と狩猟用で活躍してきました。1937年に国の天然記念物に指定されました。顔立ちが鋭いのが特徴で、警戒心は強いが主人には忠実。ちなみに土佐犬は四国犬がルーツで洋犬種との混血で誕生した品種です。
基本情報
体重 | 15kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 49~55cm |
被毛 | 短く硬い直毛で、尾の毛はやや長め |
カラー | 胡麻、赤、黒褐色 |
耳の形 | 立ち耳 |
尾の形状 | 鎌尾 |
飼育目的 | 原始犬 |
寿命 | 13~14歳 |
性格
素朴で地味な中にも気品があり、勇敢ながらも沈着で冷静な判断の出来る犬です。警戒心は強いですが、主人には忠実です。他の日本犬と比べて顔の表情が鋭いのも特徴の一つです。運動能力に優れ、主人と家族思いではありますが、 外敵に対して警戒心と闘争心はかなり強い犬種です。
日常の飼育ポイント
飼い主との強い信頼の絆ができていれば、一頭で屋外にいてもストレスを貯め込む事はありません。しかし、散歩や日頃のスキンシップなどを通して、十分なコミュニケーションを取ることを忘れないようにしましょう。主人から声をかけられるのを、ひたすらじっと待っているタイプの犬です。
気をつけたい病気
皮膚病、老年性痴呆症
注意点
昔から動物性タンパク質として、魚を食べてきたので、脳内にDHAを貯め込みにくい身体になっています。そのため、ドッグフードだけ与えていると、老年期に痴呆症状が出るケースが多いので、気をつけましょう。