シェットランド・シープドッグ
シェットランド・シープドッグの歴史
イギリス最北端シェットランド諸島原産の牧羊犬。ボーダーコリーの祖先犬とサモエドなどのスピッツタイプの犬、ラフコリーが配されて作られたと伝えられています。イギリスのシェットランド諸島で、それを糧にする家畜の体は必然的に小型になっていきました。19世紀ごろにスコットランドからイギリスに輸入され、1909年に公認。現在では、世界中でもっとも人気の高い犬種のひとつとなっています。
基本情報
体重 | 6~7kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 35~41cm |
被毛 | まっすぐな粗い長毛で、首の周り、胸、前脚の後ろ側に飾り毛がある |
カラー | セーブル、トライカラー、ブルーマールなど |
耳の形 | 半直立耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 牧畜犬 |
寿命 | 13~14歳 |
性格
シェットランド・シープドッグは非常に明るくて感受性が強い犬種です。家族に対して献身的な愛情を寄せてくれます。また、愛想がよく親しみやすいというだけでなく、温和で遊ぶことが大好きで、利発でしつけもしやすく、よく遊び、よく学ぶ素晴らしい家庭犬となります。明るく従順で、賢さもあり、忍耐強い上にとてもタフな犬なので、厳しい訓練にもしっかりと耐えてくれます。外見はコリーによく似ていますが、コリーよりも運動量が多く、活発です。
日常の飼育ポイント
毎日の引き運動の他に、安全な広い場所で自由に選ばせて上げることも大切です。スタミナがあるので運動はたっぷりさせないとストレスをためこんでしまうことも少なくありません。毛が長いので、毎日ブラッシングが大切です。
気をつけたい病気
心臓疾患、皮膚疾患、甲状腺機能異常、B型血友病、股関節形成不全、関節炎、難聴、、角膜変性、白内障、汎進行性網膜萎縮、視神経欠損症、腎機能疾患
注意点
フィラリア予防薬のイベルメクチンとミルベマイシンに過敏反応を起こして、死亡することがあるので注意が必要。