クライナー・ミュンスターレンダー
クライナー・ミュンスターレンダーの歴史
ドイツで中世に鳥猟犬として作り出された最小の猟犬です。それがガンドッグとして活躍するようになりました。小型な体格を利用して、ブッシュの中に入り込んで獲物を回収できることで、一時期重宝されました。その後、ブームが去って一時は絶滅したのではないかとも言われましたが、再発見されて以来復活のための繁殖が続けられ、現在に至ります。
基本情報
体重 | 15kg |
体型(大きさ) | 中型犬 |
体高 | 48~56cm |
被毛 | 絹糸状の長い毛で、耳、太もも、尾に飾り毛 |
カラー | あらゆる毛色 |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 家庭犬、愛玩犬 |
寿命 | 10~12歳 |
性格
もともとが狩猟犬なので、賢くて状況判断も良好で、協調性もあるため理想的な家庭犬となります。飼い主に対して忠誠心が強く、素直で友好的です。飲み込みも速いので、訓練もスムーズにおこなえます。
日常の飼育ポイント
小さいながらもガンドッグとして活躍してきただけのことはあって、膨大な運動量を必要とします。自由に駆け回れるような広いスペースを用意しておくのが理想です。
気をつけたい病気
先天性心疾患、股関節形成不全、胃捻転、眼瞼外反症、小眼球症
注意点
ドイツで最も小さなガンドッグ。扱いやすいサイズで、賢くて指示にも適確に応えてくれます。その分、かなりの運動量が必要となりますから、それを理解して飼育するようにしましょう。