キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
原産国
イギリス
名前の由来
凛としていて、レディー・ファーストである騎士のようなふるまいから、「キャバリア(騎士)」と名付けられ、「キングチャールズ」はイングランドの王様、チャールズ一世と二世が溺愛していたことからつけられた。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの歴史
1925年に、吻の短い短頭種の面影を強く残す現在のキング・チャールズ・スパニエルではなく、この犬を心から愛していたイギリス国王キングチャールズ?U世の肖像画に一緒に描かれていた鼻面の長めの犬を復活すべきと考えた、アメリカ人ロスウェル・エルドリッジの提案で探し出された犬を元に作り出されました。基本的な性格などはキング・チャールズ・スパニエルと同じです。
基本情報
体重 | 5~8kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 31~33cm |
被毛 | 絹状 |
カラー | ブレンハイム、ルビー、ブラックタン、トイカラー |
耳の形 | 垂れ耳 |
尾の形状 | 垂れ尾 |
飼育目的 | 家庭犬、愛玩犬 |
寿命 | 9~11歳 |
性格
明るく朗らかで温厚。はつらつとして、活発で丈夫です。愛情深く従順で、初対面の人に対しても人見知りすることなく、愛想をふりまく天真爛漫さが魅力となっています。飼い主を心から信頼し、惜しみなく付き従います。愛情細やかで温和なので、子供やほかの犬などとも仲良く遊ぶことができます。機敏な動作と勇敢さも持ち合わせているので、いざという時には番犬としても最適です。どんな環境にも順応しやすい人気の犬です。
日常の飼育ポイント
見かけによらずかなりの運動量が必要です。屋外飼育にも耐えられるタフさもありますが、精神面のストレスを考えると室内飼育にすべきでしょう。その分毎日の散歩でしっかりと十分な運動をさせることが大切になります。肥満に陥りやすいので注意しましょう。
気をつけたい病気
心臓病、皮膚病、眼疾患、肩脱臼、挿間性転倒
注意点
本場イギリスでは4歳以上の60%近くに心臓病の症状である心雑音があったという深刻な傾向にある。