ウェルシュ・テリア
ウェルシュ・テリアの歴史
1760年代、イギリス・北ウェールズでネズミ捕り用の猟犬として誕生しました。祖先犬はブラック・アンド・タン・テリアだと言われています。1886年にはイギリスのケンネル・クラブが認定し、ショーに出場したり、単独展を開催したりしていました。
基本情報
体重 | 9~10kg |
体型(大きさ) | 小型犬 |
体高 | 36~39cm |
被毛 | 針金状の硬い毛 |
カラー | ブラック&タン、ブラックグリズル&タン |
耳の形 | ボタン耳 |
尾の形状 | ニンジン尾 |
飼育目的 | 小型獣猟犬 |
寿命 | 12~14歳 |
性格
ウェルシュ・テリアは、他の多くのテリアよりも穏やかな性質を持った行儀のよい犬ですが、やはり遊び好き・いたずら好きなところは共通しています。さまざまな騒動を起こして飼い主を飽きさせず、常に楽しませてくれますが、室内犬としても十分飼えるほど落ち着いたところもあります。また、独立心が旺盛で、探究心が強く、感受性の強い性格をしています。 見知らぬ人には距離を置いて接する傾向があり、他の犬やペットには攻撃的になることもあります。また、たまに地面を掘ったり吠えたりする犬もいます。
日常の飼育ポイント
ウェルシュ・テリアには、毎日、リードをつけて散歩をさせたり、活発に動けるような遊びをさせたりすることが必要です。この犬種は狩りをしようとする本能が強いので、リードをはずして遊ばせる場合は、必ず他の動物がいない、安全な場所を選んでください。針金のように硬い被毛は、週に2~3回コーミングをしたうえで、3カ月に1回はトリミングをし、むだ毛も取り除いてあげましょう。
気をつけたい病気
皮膚疾患、緑内障、水晶脱臼
注意点
向こう気が強いので、犬同士とはよく喧嘩になります。とにかく頑固です。