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ペット費用に見る!? わが家の消費傾向

■ペットにかける費用は、不況知らず!?
皆さんの家では、何かペットを飼っていますか? ガイド平野の家でも、7年前から犬(ポメラニアン)を飼っていますが、近所にペットショップや動物病院が増えたり、ドラッグストアやスーパーでペット用品の扱いが増えたりと、ペット市場の拡大を実感しています。

 

また、扱う商品もバラエティが豊富で、おもちゃやおやつだけでなく、シニア用、生活習慣病用、アレルギー体質用のフード、おむつなどの介護用品など、まるで人間のスーパーマーケットみたいです。実際ペットを飼っている人は、何にどれくらいお金をかけているのでしょうか。

 

アニコム損害保険株式会社の「ペットにかける年間支出調査」によると、犬や猫にかける費用は、次のようになっています。まず犬について見てみると、合計額は33万7千円で、前年より約2千円減少しました。同調査の過去の結果をみると、2014年は合計36万円近くかけていましたが、その他の年は、大体33万円前後となっていますので、ほぼ横ばいといった感じです。月平均にすると、約2万8千円……この調査は、ペット保険を契約している人を対象に行われているので、ペットにかける金額も全体的に高めなんだろうと思います。



合計額はほぼ横ばいでしたが、内訳で見ると、増減の傾向に違いが見られました。「病気やケガの治療費」は、2014年まで上昇の一途をたどっていましたが、2015年、2016年は、減少傾向にあります。

 

その代わり、「フード・おやつ」「シャンプー・カット・トリミング料」「ペット保険料」「ワクチン・健康診断等の予防費」「洋服」は、前年より増えていました。

 

洋服については、身体を守るために必要な場合と、おしゃれ好きな飼い主さんが、好みで買う場合があるので、一概には言えませんが、より健康に良いフードに切り替えたり、皮膚病予防のシャンプーや健康診断など、病気を予防するための支出が増えているのではないかと思います。

 

ちなみに、人間ドックのように1日や半日かけてじっくり行う健康診断を受ける人も増えているそうです。(「犬猫1日ドック」や「アニマルドック」などと呼ばれています。)病気になってしまってからでは大変! という想いは、人間と同じです。その結果、「病気やケガの治療費」が減っているのなら、とても嬉しいことですね!

 

また、「しつけ・トレーニング料」や「ペットホテル・ペットシッター」は、2015年までは増加傾向でしたが、2016年は大きく減少していました。その一方で、「ドッグランなど遊べる施設」は、前年比171.5%と、どの項目よりも増加していました。数年前から、ペットのしつけや社会化が注目され、犬の保育園や幼稚園、ドッグトレーナーなどを利用する人が増えましたが、最近は、ペットと一緒に過ごせる施設が増えてきて、人気が高まっているような気がします。

 

過去の結果を見ると、2014年は合計約18万円5千円、2013年は約17万3千円でしたので、やや減少傾向にあります。項目別にみると、前年とほぼ変わらないか、若干減少している項目が多い中、「フード・おやつ」は、増加していました。

 

犬と同様、身体に良いフードに切り替える、健康志向の飼い主さんが多いのかもしれません。犬のように外に遊びに行く機会はあまりないかもしれませんが、自宅で一緒に過ごせる時間を大切にしているのだと思います。

 

犬と猫、それぞれかける費用は異なりますが、どちらも、ペットの健康や癒しに役立つことにお金をかけたり、ペットと過ごす時間を大切にしているように感じました。

 

■ペットの癒しや生活の質(QOL)の向上がテーマ?
犬や猫の寿命が延びてきているとはいっても、多くの犬や猫は、15年前後と言われています。人間の約4倍の速さで年を取ると言われているので、限られた時間を大切に、幸せに暮らして欲しいと願う飼い主さんが多いようです。ペット自身の生活の質(Quality of life=QOL)を向上させようと、住環境を整えたり、ペットの癒し・健康に役立つことが注目されているように感じます。

 

例えば、ペットのマッサージをしてくれるお店や飼い主も一緒に参加するセミナー、本も見かけます。ガイド平野家でも、トリミングの際にタラソテラピーを勧められたことがあります。海草成分などミネラルを含んだ泥のようなシャンプーで身体を洗ってくれるもので、1,000円前後の追加料金がかかりますが、試してみました。

 

洗っている場面は見ることができなかったのですが、終了後、本人(犬)は、とても気持ち良さそうで、毛並みや肉球もツヤツヤしていました(感想を言葉で聞いてみたいです)。

 

「ペットの健康やストレス解消のために、何かしてあげたい」「言葉に出して不調を訴えられないので、早めに気づいてあげたい」という飼い主の想いから、癒しや病気予防・健康診断にお金をかける人が増えているのでしょう。

 

■ペット費用=わが家の消費傾向?
相談にいらっしゃる方で、ペットを飼っている人は、「うちには子供がいないので、ペットにはかなりお金をかけているかも」「子どもの情操教育にとペットを飼い始めたけれど、ついついお金をかけてしまいがち」「共働きで昼間留守番が長いから、多頭(2匹以上)飼いをしている。賑やかで楽しいけれど、費用もその分かかってしまう」など、かかる費用についても気にしています。家計簿などに細かい項目を書く必要はありませんが、ペット費用を全体でどれくらいかけているか、は意識してみましょう。

 

また、ペットを飼う人の好み(消費傾向)は、ペット費用にも反映されています。例えば、アロマテラピーが好きな人は、トリミングやマッサージに関する費用が多くなる傾向があります。アウトドアが好きな方は、犬を連れて自然のあるところに出かけ、仲間とキャンプをしたりすることもあるようです。「犬を乗せられる車」や「犬と泊まれる宿」にもお金をかける傾向があるので、犬そのものにかける費用だけでなく、関連費用も予算に入れる必要があります。

 

ペットとどのような暮らしをしたいか、必要な物にどれくらいお金がかかるか、イメージしながら予算管理をしてみてください。

 

ちなみに、わが家では、家計簿に「ペット費用」という項目を作って、支払った額を合算で入力していますが、レシートも予防接種の証明書や診察券などが入っているペット用のファイルに、クリップで留めています。いつ、何を買ったか、金額はどれくらいだったか、支出の傾向だけでなく、ペットの好み・体調などを見返す時に便利です。(わが家の例:味の濃いおやつをあげた時は、フードを一切食べなくなってしまったので、そのおやつは使用禁止になりました。トホホ……。)

 

■ペット保険に加入する方法も
ペットの健康維持や病気予防のために費用をかける人が増えていると書きましたが、ペットの医療費は、全額自己負担となるので、万が一に備えてペット保険に入る人も増えています。

ペット保険を取り扱う保険会社も、損害保険会社や少額短期保険会社など、複数あって迷ってしまうくらいです。人間の医療保険と考え方は似ていますが、支払い保険料と受けられる保障について複数比較し、かかりつけの動物病院で使い勝手が良いなど、納得できるものを選びましょう。

 

■ライフプランにペットの欄も設けよう!
最近は、ペットも寿命が長くなり、20年近く生きられるペットも増えています。複数匹飼っている(多頭飼いの)方、2代目・3代目のペットを飼い続ける方なども多いと思いますが、ライフプラン表にペットの欄もぜひ追加してみてください。

 

かかる費用を盛り込むことはもちろんですが、ペットの年齢と自分たち家族の年齢を並べてみると、「この子が年を取って介護が必要になる頃は、自分たちもこんな年齢になるんだ!」と気づくこともあると思います。

 

ペットに関する費用は、ついつい財布の紐も緩くなりがちですが、本当に必要なものかどうか、検討や検証を続けつつ、大切な家族(ペット)と楽しく過ごしていってください!

 

 

情報提供元:exciteニュース