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ペットにも花粉症がある?

もうすぐ春本番、お花見を楽しみにしている人も多いかと思う。しかし、日本人の4人に1人が花粉症だと言われるように、もはや現代病となっている花粉症。

 

最近は花粉の出ないスギの研究まで進んでいるようだ。花粉症に悩まされるのは、人間だけではない。アイペット損害保険が昨年、花粉症の時期に合わせて犬・猫オーナーを対象にアンケートを実施したところ、人間の花粉症の有無によって、ペットの花粉症への認識が異なることが判明した。ペットの花粉症は人間の症状と異なるため、気づきにくい。花粉症にかかっているペットは意外と多いかもしれない。

 

1.ペットにも花粉症があることを知っている回答者は48.3%

いわゆる「花粉症」が動物にも存在することを知っているか聞いたところ、半数近くにあたる48.3%が「知っている(聞いたことがあるという回答を含む)」という回答をした。一方、半数以上の回答者がペットの花粉症を知らないことから、ペットの異変は気付かれにくい状況にあると言えそうだ。


人間の花粉症の有無で同じ質問をしたところ、自身やその同居人が花粉症である場合、動物の花粉症の存在を知っている割合は56.3%と、花粉症にかかっていない人(同居人を含む)の37.1%や花粉症かどうか分からない人の16%を大幅に上回った。自身が花粉症にかかっている人ほど、花粉症の話題に敏感だと言えるのかもしれない。






 

2.花粉が多く飛ぶ時期に、最も多く見られるペットの症状は「くしゃみ」である

次に、花粉が多く飛ぶ時期のペットに見られる症状について聞いてみた。

 

「くしゃみをする」という回答が最も多いことから、ペットの花粉症に関してペットオーナーが最も気づきやすい症状は「くしゃみ」だとわかる。ペットに表れる症状を人間の花粉症と重ね合わせて見る人が多いと言える。



 

〈調査結果に対する当社獣医師のコメント〉

「くしゃみや鼻水を垂らすことが花粉症の症状であるとは言い切れませんが、何らかの異物に対する反応ですので、注意が必要です(ハウスダスト等にも反応を示す可能性あり)。一方、ペットの目の周りが赤くなったり、必要以上に体を舐めたり(=かゆがる)、飼い主の帰宅時にかゆがったりすることは、アレルギーに特徴的な症状です。このような、アレルギーに特徴的な症状とくしゃみや鼻水といった症状を起こす頻度が増えたり、季節により悪化したりするようであれば、花粉症を疑う必要がありそうです。花粉症の診断には総合的な判断が必要となるため、ペットの様子がいつもと違うときには、動物病院で診察を受けることをお勧めします。早期の対策により症状の悪化を防ぎたいものです」

 

3.花粉の飛散量が多い日は散歩を控える犬オーナーが多い

花粉の飛散量が多い日と少ない日の散歩時間を犬オーナーに聞いた。花粉症にかかっている犬オーナーの場合、花粉の飛散量が多い日は「10分未満」という回答が多い傾向がある。一方、花粉症にかかっていない犬オーナーの場合は、飛散量の有無によって散歩時間が左右されにくいことがわかる。



花粉症にかかっている犬オーナー




花粉症にかかっていない犬オーナー



 

4.人間のための花粉症対策で最も多い回答は「空気清浄機を使う」こと

次に、回答者や回答者と同居人が花粉症だという人に自身の花粉症対策について聞いた。

花粉症対策をしていると回答した人によると、「空気清浄機を使う」方が41.6%と最も多くなっている。その他には、「目薬や鼻の粘膜を覆うクリームを塗る」という対策が見られた。

 



 

5.ペットのための花粉症対策で最も多い回答は「家に入る前にブラッシングや体を拭く」こと

ペットの花粉症について知っていると回答した人に花粉対策としてペットのために行っていることを聞いたところ、約64%にあたる166人が何らかの対策を行っているとのこと。具体的な花粉対策として、「家に入る前にブラッシングや体を拭く」という回答が54.2%と最も多くなった。また、空気清浄機を使うことが第2位となっている。他にも散歩時間を短くしたりペットに洋服を着せたりと、花粉の付着を抑える工夫が伺える。

花粉は外で体に付着するものなので、人間と同様、家に入る前に花粉を落とす工夫や家の中の花粉を空気清浄機で対処することは、とても有効な方法だと言える(同社獣医師による)。

 



 

今回の調査では、ペットの花粉症について知っている方は半数近くいることが判明した。花粉症の時期にペットに見られる症状として多く挙がったくしゃみ、鼻水が必ずしも花粉症の症状とは限らないが、一番傍にいる飼い主だからこそ、ペットの異常にはいち早く気づきたいもの。ペットの花粉症は、くしゃみ、鼻水の頻度やその他の症状とそれらの起こる状況(飼い主の帰宅後にかゆがる等)を踏まえた総合的な診断となるようだ。

 



目や鼻に顕著な症状が表れる人間の花粉症とは異なり、ペットは皮膚に症状が表れやすい。ペットの場合は目や鼻だけでなく特に皮膚の異常に気をつけると良いだろう。

 

【調査概要】
調査対象:20代以上の犬猫の飼い主
調査人数:562人(男性281人、女性281人)
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施
調査期間:2016年3月2日-3日

 

情報提供元:exciteニュース