国内の飼育数は、昨年10月現在で犬987万8000匹、猫984万7000匹(いずれも推計)で、犬が猫を約3万匹上回り、犬が1994年の調査開始以来の上位を辛くも守った。
調査は、全国の20~60歳代の約5万人から、インターネットを通じて回答を得た。飼育数は、1世帯当たりの平均飼育数に全国の世帯数を乗じて、推計値を算出した。
年別の飼育数の変化で見ると、ここ10年で猫は横ばいに近いのに対し、犬は2008年のピーク時の4分の3に減った。世帯の高齢化や共働きの増加などライフスタイルの変化によって、世話が大変だったりほえたりする大型犬が減る一方、チワワやトイプードルなどの小型犬は増える傾向にあるという。
情報提供元:Yomiuri Shimbun