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熊本地震 “家族”なのに…ペット受難 避難長期化で「犬の仮設住宅」構想も

余震が続く熊本地震で、ペットが行き場を失うケースが相次いでいる。国は平成25年、多数のペットが犠牲になった東日本大震災を教訓にペットと一緒に避難する「同行避難」を原則とする指針を作成したが、鳴き声や臭いの苦情により避難所に連れていけないのが実情。引き取る施設や動物病院はパンク状態で、ペットに対応した仮設住宅が建設されるかどうかは不透明だ。

「預かってほしいという電話が地震発生直後から鳴りやまず、1週間で500件ほどきた。あとは断っている状況です」

動物愛護団体「ドッグレスキュー熊本」(熊本県菊陽町)の生松(いくまつ)義浩代表(55)は、被害が大きかった被災者から一時、犬約50匹を預かった。ボランティアやスタッフの手を借りながら世話をし、今後は敷地内に「犬の仮設住宅」も建てるという。

熊本市中央区の竜之介(りゅうのすけ)動物病院でも、ペット連れで行き場のない避難者を受け入れた。また、福岡県獣医師会の災害派遣獣医療チーム(VMAT)は現地で動物の被災状況を調査、今後のペットの扱いを検討するという。

生松さんは「トラブルを避けるため、自治体の登録数に見合った数の犬が同行できる避難所を事前に設置した方がいい」と提案した上で、「人間が幸せになればペットも幸せになる。まずは人間が住める環境をつくらないとペットも安心して生活できない」と話す。

また、熊本市動物愛護センターは被災地でさまよっていた犬を保護しており、一時は計約70匹(うち40匹は引き取り)に上った。

丸川珠代環境相は今月、被災地を視察し、「避難所と同じ敷地内へペットを入れてもらえるケースもあったが、室内まではそれぞれの状況による。仮設住宅まで同行していけるようにこれから市町村にお願いしていく」と話した。

 

情報提供元:産経新聞