詳しくはこちら▼
https://camp-fire.jp/projects/view/284315
ペット宿ドットコムは、新型コロナの影響で厳しい状態にある「ペットと泊まれる宿」の皆様へ明るい未来を届けるプロジェクトを開始しました。今も観光地では愛犬と一緒に笑顔でお越しになる皆様を宿がお待ちしています。まだまだ、通常の旅をするまでには時間がかかると思いますが、「ペットと泊まれる宿に元気を届けるための応援プロジェクト」で支援していきます。
【概要】
■プロジェクトを立ち上げた背景
観光地においてペットと泊まれる宿は、3月後半から約2ヶ月間以上ほぼ売上がない状況の中、お客様と愛犬が一緒にお越しになるその日のため、スタッフと共に事業を継続されております。積極的にお越しいただくこともできず、営業自粛を数ヶ月続けている状況です。今後も厳しい経営が求められるため、今を乗り切る支援が必要だと思い、ペットと泊まれる宿応援プロジェクトをスタートいたしました。
■応援いただいた資金について
皆様からお預かりした支援金については各宿泊施設の運営資金に充てさせていただきます。
支援先をご指定いただいた場合の支援金は、指定先の宿泊施設へ。全体へ支援いただいた支援金は、経費(振込手数料・運営費)などを差引後、参加各宿泊施設の運営資金に充てさせていただきます。
クラウドファンディング詳細
【目標金額】 800 万円(800 人)
【募集期間】 2020 年 6 月 6 日(金) ~ 7 月 15 日(水)
【支援内容】 ペットと泊まれる宿の応援支援プラン『応援宿泊券』と『業界全体支援』
【リターン内容】
■リターン1: 『応援宿泊券』有り
お宿を指定して、「応援宿泊券」を購入して直接支援する方法
※お宿を直接応援いただける方は、必ず上記一覧のお宿名を備考欄にお書きください。
◎購入支援/ 1,000 円 ~ 50,000 円
⇒応援宿泊券 1,000 円 ~ 50,000 円分(ペット宿ガイド 1 冊送付)
◎応援宿泊券の利用/ 2020 年 9 月 1 日 ~ 2021 年 2 月末 まで
※新型コロナウイルスの影響により、期間は変更の可能性があります。
■リターン2: 『応援宿泊券』無し
ペットと泊まれる宿全体を応援していただける個人・企業の方は、宿泊券はありませんがお礼のメッセージをお送りさせていただきます。
個人、企業、ペット業界の皆様のご支援をお願い申し上げます。
◎ペット宿業界全体への支援/ 1,000 円 ~ 100,000 円
⇒ペット宿ガイドや特設プロジェクトページへのロゴや名前掲載など、金額によりリターンの内容が変わります。
▼クラウドファンディング CAMPFIRE「ペット宿応援プロジェクト」
https://camp-fire.jp/projects/view/284315
▼ペット宿ドットコム 「ペット宿応援プロジェクト」特設ページ
https://petyado.com/croudfunding/index.html
会社概要
会社名: 株式会社 ぐらんぱう(ペット宿ドットコム運営)
URL: https://petyado.com/
この苦しい困難を乗り越える為に、人々に癒しを届ける為に‥
オンラインで犬カフェに行った気分になれる『オンライン犬カフェ』を2020年5月7日から開始致しました。
動画配信アプリ17ライブを使い、オンラインにて当店のわんちゃん達の様子をお届けする事が可能となりました。
配信の中では視聴者の方達とコミュニケーションを取る事で実際に犬カフェに来ている様な感覚になれる様に工夫を凝らしております。しつけ方や犬についてのご質問などにも専門知識が豊富なスタッフが返答をしていきますので、実際にお店では聞けなかった事などもオンラインにて質問しやすいとの声も頂いております。
又、おやつタイムやお昼寝タイムなど実際の犬カフェと同様に体験して頂く事が可能となっており、自由気ままにゆったりと過ごすわんちゃん達を見る事で癒しの時間をお届け致します。
在宅ワークの方や自粛疲れの方に少しでも癒しをお届け出来ればとの想いを込めて開始致しました。
動物達の持つ癒しのパワーを借りて、この大変な状況を1日でも早く一緒に乗り越えていきたいと考えております。
【17ライブ cafe_micro】
https://17appv2.onelink.me/D7OH?pid=InappShare&af_c_id=profilepage&af_dp=media17://v2/streamer_profile/89e8cf5e-7bfe-4f75-a07e-69a799d172d9&af_web_dp=https://17.live/profile/u/89e8cf5e-7bfe-4f75-a07e-69a799d172d9?lang=ja
まいくろ商店株式会社
東京都千代田区外神田3-2-11巴ビル4階
03-3525-4833
【公式ホームページ】https://teacup.crayonsite.net
こうした中、環境省が「ペットを飼っている皆さまへ」と題して、飼い主が注意すべきことなどを公式サイトで公開している。そのポイントを紹介する。
まず、新型コロナウイルスの主な感染経路が、ヒトーヒト間での飛沫感染と接触感染であると考えられるとし、「ペットから人への感染は現時点では報告されていない」としている。
逆に、人からペットに感染する事例は海外で数例確認されているが、ペットが人の重要な感染源となる証拠はないとしている。
こうしたことから、ペットの世話やペットの感染防止のためにも、「人が感染しないことがいちばん大事」と呼びかけている。
【飼い主がいまやるべきこと】
その上で「飼い主がいま、やるべきこと」として、家族や知人などもしもの時の預かり先を決めておくこと、預かり先が見つからない場合はかかりつけの動物病院などへの相談を勧めている。
また、過度な接触を控えることや衛生管理を守ることが大切とし、犬の散歩は約2mのソーシャルディスタンスを保ち、ネコは室内飼育をするべきとしている。
そして、もし自分が感染してしまった場合は、預かり先にペットを預け、適切な治療を受けること。自宅待機を指示された場合はペットと距離をとることを勧めている。
環境省の公式サイトでは、適切な預かり先が見つからなかった場合の支援団体の連絡先や、獣医師会がまとめたペットを預ける準備のポイントにもリンクしているので、必要に応じて役立ててほしい。
このほか、災害発生時や避難生活において、ペットを守るためにできることなどを解説した、Youtubeの動画にもアクセスできる。大規模災害はいつ起こるか分からないため、この機会に見ておいても損はないはずだ。
家族同然のペットを守るためにも飼い主自身が感染しないことはもちろん、いまできる備えをしておくことで、この危機を乗り切りたい。
]]>このたび、ペット同飯可焼肉店「うしすけ」などを東京・神奈川を中心に展開する株式会社With Pet Family(本社:東京都大田区、代表取締役:吉田 達也)は、2020年3月20日(金)から期間限定で「お庭で貸し切りバーベキュープラン」を実施いたします。
このたび、実施する『お庭を貸し切りバーベキュープラン』は、2019年春に「和味焼肉うしすけ本店」でのイベントプランとして実施しておりましたが、今年も暖かくなるこの時期にペット同伴されるお客様にむけて販売いたします。
本プランは、期間限定で同店の小庭を貸し切りすることでペットのノーリードが可能となっており、他のお客様に気兼ねなく、プライベート空間で本格バーベキューをお楽しみいただけるプランとなっております。
今後も当社では、ペットと飼い主様にお楽しみいただける空間を創造してまいります。
●お庭で貸し切りバーベキュープラン・・・・・・おひとり様4000円(税抜き)
内容:バーベキュー用焼肉350g、焼野菜5種、ソーセージ、石焼ビビンバ
ドリンク別途料金
時間:平日13:00〜16:00 土日祝日11:30〜16:00
備考:毎日1組限定
【取り扱い店舗】名称:和味焼肉うしすけ本店
住所:東京都大田区矢口1-20-8
電話:03-3756-0039
受付:11:00〜23:00(前日までの予約制)
【ペット共生型にした背景】
■高齢者とペットが共生することで身体や心理面などに大きく影響します。
高齢者が動物に触れ合うことで、身体的にまた生理的において多くの刺激やリラックス効果があり、見つめ合ったり触れ合ったりすることで、絆ホルモンの分泌が増すことや、ストレスホルモンの分泌が減少するなどの効果があることで知られています。
そして心理的にもよい影響が認められており「世話をして育てる」という使命感や、動物から「自分は頼られている」という責任感がわくことで生きることの意欲が芽生えます。
また、パートナー関係を重んじて動物の介入により、認知症高齢者の情緒安定を促すことができるといわれています。
人と動物が共生できる住宅こそがご入居者様の皆様方に生きがいや日々の生活に豊かさを感じていただき、いつまでも元気でいていただける・・・そんな介護施設をつくりたくて敢えてペット共生型にしました。
【ペットのお世話とペットの生涯をお約束するサービスを提供】
■介護が必要な方でもペットのお世話は専門の資格を持つスタッフが代行できます。
ペット入居可の介護施設は増加傾向にありますが、介護を要するご入居者様や介護スタッフが人の介護と動物のお世話をいつまでも続けられるのか疑問に思ったことから、愛犬のお世話を専門的な知識を持つ動物看護師がシッティングサービスを行い、基本サービスに加えオプションサービスで多様なお世話ニーズに応えることができるサービスを準備いたしました。
■もしもの時に備え信託を利用してペットの将来を事前に選択することが可能です。
また、ご入居者様からたっぷりと愛情を注がれる愛犬も私たちにとっては大切なご入居者様です。
人を最期までみることができても動物は別という観点では“本物のペット共生型ホーム”とは言えないため、ご入居者様がもしものとき(オーナーが他界するなど)を考慮し残されるペットのために、事前に信託会社と連携してご家族や里親、老犬ホーム等においてペットの生涯を委ねるために、一部財産を信託する仕組みをつくりました。
この特長により、愛犬と生活なさっている高齢者はもちろん、ペットを飼いたいという想いはあっても自分に世話ができるのか、もしもの時はその子はどうなるのか、それが弊害となって飼えなかった高齢者も愛犬を飼うことができ、想いを実現させるのがハートランド・エミシア久我山 with Doggieです。
【施設名概要】
類型 :サービス付き高齢者向け住宅
所在地 :東京都杉並区久我山4丁目14番20号
アクセス:京王井の頭線久我山駅から徒歩7分
<料金(税込)>
入居時の費用:入居金 0円
<敷金84,000円/初回保証料(保証会社)27,000円>
※別途ペットのための信託(信託会社との契約)が必要です。
月額利用料 :243,580円<家賃/共益費/生活支援サービス費/食費>
※別途ペットシッターサービスの基本サービス費49,500円が必要です。
<詳細・申込>
ご入居相談専用ダイヤル 0120-555-1165
https://ygood.jp/kugayama/
【会社概要】
商号 : 株式会社ワイグッドケア
代表者 : 代表取締役会長 山崎 保
所在地 : 〒367-0023 埼玉県本庄市寿1-25-13 ワイウッドビルIII 2階
設立 : 2013年6月
事業内容: 高齢者向け施設の運営、ペットシッター事業、福祉用具レンタル・販売
資本金 : 2,000万円
URL : https://ygood.jp/
【殺処分は減っているが実態はボランティア頼り】
相変わらずペットブームは陰りを見せず、犬や猫はSNS上などでも集客の見込めるドル箱コンテンツとなっている。矢野経済研究所の調査によれば、2017年度のペット関連総市場規模(小売金額ベース)は1兆5193億円で、19年度は1兆5629億円になる見込みだ。
その一方、ペットショップで売れ残ったり、飼い主に捨てられたりして次の里親や保護先が見つからなかった動物には、保健所での殺処分という残酷な運命が待っている。
そこで近年は、行政などで殺処分をなくす取り組みが実施されている。環境省の発表では、08年度に27万6000匹だった殺処分の数は、17年度は4万3000匹に激減している。
「統計上は犬や猫の殺処分が減っている自治体は多いのですが、その多くは動物愛護団体や個人のボランティアが引き取り、里親を探しています。そうした方々が必死に保護しても、営利目的の悪徳ブリーダーが過剰繁殖を繰り返すので供給が止まらず、安易に飼い始めた飼い主が身勝手な理由で自治体に持ち込んだり、捨てたりするため保護が追い付かない状態です」
【売れ残った動物は「引き取り屋」に流れる】
さらに、動物愛護団体やボランティアに行き着くまでの段階では、多くの犬や猫が「闇処分」されている現実もあるのだ。
ペット業界では、まずブリーダーのもとで産まれた子犬・子猫がオークションで取引され、ペットショップを経て飼い主に渡ることが多い。しかしその過程で、“商品にならない”“大きくなって価値がない”“繁殖できないなら不必要”という烙印(らくいん)を押された犬や猫を引き取る闇の業者が存在する。
「ブリーダーやペットショップなどで売れ残った動物たちは、一昔前までは自治体が引き取っていたケースもありましたが、2012年に動物愛護法が改正されて以降それが難しくなったため、より『引き取り屋』の動きが活発になってきました。
引き取り屋は、一応表向きは『1匹につき数千円~数万円の飼育費をもらえれば、あとはこっちで一生面倒見ますよ』というタテマエで引き取ります。しかし実際には、積み上げた狭いケージに犬や猫を閉じ込め、餌もろくに与えず、病気になっても治療をせず、結局は死なせてしまう業者も少なくないのです」
しばしばメディアで報じられるように、引き取り屋の中には事実上殺処分を代行しているところも多い。引き取り屋自体は違法ではないが、飼育放棄や虐待などが疑われるケースも少なくないのだ。
「最近は動物愛護団体や個人のボランティアも目を光らせており、ペットショップなどに電話して『そちらのお店では引き取り屋に犬や猫を流したりしていないですよね?』と聞いて回っているところもあるようです。そのため、ペットショップによる闇処分の数は減っているとは思いますが、それでも中には里親募集をかけるのが面倒だ、飼育代がかさむといった理由から流しているところもあるようです」
【ブリーダーの殺処分がバレない理由】
犬や猫の販売は、生き物だけにトラブルもつきもの。最近、業界のネガティブなイメージを払拭するため、大手ペットショップでは子犬や子猫の遺伝子検査を始めるようになった。遺伝子疾患を発症しやすい遺伝子を持っていることを知らずに販売してしまい、後々ペットに症状が出てきて飼い主とトラブルになるケースも多いため、子犬や子猫の健康を担保するのが目的だ。しかし、その検査の中身は不十分である上に、検査自体が新たな問題の温床となっている。
「遺伝子検査といえば聞こえは良いものの、実際には重篤な遺伝子疾患の検査しか行われていません。日本はまだその分野は遅れていて、検査ができる項目がかなり少ない上に、その必要性に対する意識が低すぎるのです。遺伝子検査を始めたこと自体はペット業界の進歩といえますが、一部しか行わないのであれば健康を担保したとはいえません。
『健康な子犬・子猫』とうたっているペットショップがありますが、飼い主が望むような健全なレベルとはいえないのです。さらに気になるのが、検査で引っ掛かった遺伝子疾患の遺伝子を持つ子犬や子猫、その親犬や親猫(子にその遺伝子があれば親も持っている可能性がある)は最終的にどこに連れていかれているのか…ということです」
需要があるため、引き取り屋という商売も存在し続けるのだ。
そもそもブリーダーが過剰に犬や猫を供給し、遺伝子疾患のリスクに十分配慮しないため、引き取り屋のような商売が成り立つわけで、この“元栓”を締めない限り解決は難しい。
「闇処分の一部はブリーダーの段階でも行われています。悪徳ブリーダーの中には、引き取り屋に払うお金も惜しいため、商品にならない子犬や子猫を遺棄したり、自分で殺処分したりしている人もいるようです。
19年6月に改正された動物愛護法では、繁殖犬や繁殖猫、販売される子犬や子猫にはマイクロチップを装着し、登録することが義務づけられましたが(公布から3年以内に施行)、ブリーダーの段階では子犬や子猫は装着前なので遺棄・殺処分をしても明るみに出ることはありません。
また、現行の法律では飼育施設や繁殖回数などに具体的な数値規制もないため(環境省令として検討中)、事実上、犬や猫の過剰繁殖と闇の殺処分が、し放題なのです」
【過剰繁殖で遺伝子疾患や奇形の動物が生まれやすい理由】
ブリーダーにとってはペットショップに買いたたかれるため、動物を量産せざるを得ないという事情もあるのかもしれない。さらに、最も問題視すべきは、一部のブリーダーが、専門性の知識が乏しいために問題のある繁殖をしてしまっているという事実だ。
「たとえば折れ耳のスコティッシュ・フォールドはかわいいと人気ですが、あの折れ耳は軟骨の形成異常(骨軟骨異形成症)によって生まれたものです。特に折れ耳同士の繁殖で産まれた子猫は、『骨瘤』という関節の病気が重症化しやすいため、絶対にしてはならない繁殖です。
犬の場合でも、ペットショップなどで販売されているレトリーバー系の子犬の多くは、股関節の形成異常(股関節形成不全)があるといわれています。それを防ぐためには親犬の股関節のレントゲンを撮り、専門機関で見てもらい、問題のない犬同士の繁殖をする必要があります。
本来、繁殖は注意深く行う必要がありますが、日本では専門性に乏しいブリーダーが多く、過剰繁殖や間違った繁殖を繰り返しています。当然、不幸な子犬や子猫がたくさん生まれてくることになります」
例えるならこれは、薬学の知識を持たない薬剤師がでたらめに薬を配合しているようなもの。その結果、商品に“なれなかった”子犬や子猫たちが量産されては闇処分されてしまうのだ。
問題の根底には、ブリーダーになるハードルの低さも関係している。
「ブリーダーは、一昔前なら自己申告さえすればできる仕事でした。現在は必ず事業所ごとに動物取扱責任者(ブリーダーと兼ねている場合が多い)を置かなければならないのですが、その者はいくつかの要件をクリアする必要があります。そのひとつは、現場で半年間以上の実務経験が必要なのですが、実際には半年の勤務期間で月に1~2日の出勤でも要件がクリアできたと聞いたことがあります。
また、2カ月ぐらいの通信教育を受けて、認定資格を取得すれば簡単になれてしまいます。『命』を扱う職業である以上、しっかりとした知識と技術を兼ね備え、学ぶ中でその責任を心に刻まなくてはいけません。本来ならブリーダーを国家資格にすべきだと思います」
【海外から見た日本は「動物愛護の三流国」】
お上がその気になれば、ブリーダーを免許制の職業にする、あるいは飼育施設や繁殖回数に厳しい規制を設けるなどいくらでも対処法はあるように思えるが…。
「動物愛護部会に参加している有識者の中には、ペット業界で影響力のある企業や団体の方々もいますので、時に何らかの圧力などが働いているのではないかと聞くこともあります。ブリーダーに厳しい規制がかかれば、業界全体が打撃を受けることになりますから、なかなか一筋縄ではいかないというところでしょう。
残念ながら、動物愛護という観点では、日本は海外から“三流国”といわれています。実際に私も欧米のブリーダーから猫を譲ってもらおうと問い合わせをしたことがあるのですが、『意識が低い日本になんて絶対に譲りません』と断られました」
いまこの瞬間も、新たな命が生まれては大量廃棄されている。そこに生命の尊厳はなく、ただ“物”として命が間引かれているのだ。
]]>◆説明会の応募急増
「ミャオーン」。女性社員がパソコンを打つ手元に、猫が顔をこすりつける。棚の上では別の猫がうたた寝をしている。東京都中央区のIT企業「ファーレイ」の日常風景だ。同社では創業した平成12年から、社員が飼育する猫の同伴出勤制度を導入している。
現在は徒歩や自転車、電車を使い、6匹がオフィスに「出勤」。1日2回の餌やりは新入社員が担当し、トイレや遊びなどの世話は気が付いた人が率先してやっている。
会社のツイッターで猫の様子を発信するうちに「猫と働ける会社」と口コミが広がり、学生向けの会社説明会やインターンシップへの応募が急増した。猫好きの担当者がいる企業から「一緒に仕事がしたい」と依頼が来たこともあった。同社の福田英伸社長(48)は「備品を壊されることもあるが、プラス効果が圧倒的に多い」と力説する。
保護猫を飼う社員には月5千円の「猫手当」も支給する。「殺処分されてしまうかもしれない保護猫を引き取ることは社会貢献にもつながる」と福田社長。
同社のウェブデザイナー、田代志乃さん(27)は4年前、大学で就職活動をしているとき、ファーレイの存在を知った。「1人暮らしでも大好きな猫が飼えるかも」。入社してすぐに、保護猫の「すばる」を引き取った。ほぼ毎日、自転車か電車で一緒に通勤する。「すばるは会社に行くのが当たり前だと思っている。社員同士が打ち解けて職場の雰囲気もよくなる」
◆留守中の心配なく
ペット用品を製造・販売する「UGペット」(本社・川崎市)には、社員が犬を預けられる「託犬所」がある。トイプードルのくるみと出勤する同社の吉武雄史社長(35)は「愛犬を会社に連れてくれば、飼い主も留守中の心配がなくなり、いい仕事ができると考えた」と振り返る。
犬が苦手な人にも配慮し、ガラス張りの2畳ほどのスペースを社内に作った。ベッドやトイレを置き、仕事中に様子も確認できる。
予防接種やしつけなどの条件をクリアすれば利用可能で、昼休みに近くを散歩したり、合間に餌をあげたりする社員もいる。吉武社長は「ペットフードの試食などで愛犬の声を商品に生かせるのも利点」と話す。
]]>この商品はユニークな丸形トイレ。ネコ砂が入った「CIRCLE 0(XERO)」に猫が入るとセンサーが感知し7分後に自動清掃を開始する。清掃の仕方は、クシ付きシャベルがネコ砂をすくいながら2回転し、内部後方にあるダストボックスへ収納。クシは最後に逆回転して砂をならしてくれる。
円筒形にしたことでインテリアとしてもお洒落なだけではなく、臭いが広がるのも防いでいるという。なお、中で回転するクシは、鉱物系のネコ砂用に細かいタイプ、おからのネコ砂ように太いタイプの2種類が選択できる。
担当者は「猫は音に敏感なため、モーター音も低くしている」とアピールしている。
]]>■認知症の「しの」を 全身で踏ん張りながら支え歩く、「くぅ」の深い愛情
犬の「しの」は、晴さんが2011年に保護した推定10歳超えのおばあちゃん犬。晴さんによると、「穏やかな性格のクールビューティ」な犬だ。「くぅ」も保護猫で、推定8歳の男の子。「元々は天真爛漫で明るく優しい性格。我が家のムードメーカー」だったそう。晴さんの自宅で別々に飼われていた「くぅ」と「しの」は2013年夏に出会い、「くぅ」の熱烈なアタックにより、猫嫌いだった「しの」が根負け。仲良し生活が始まった。
ところが、そんな穏やかな暮らしの中で、「しの」が認知症を発症。歩行や食事にも支障が出る「しの」を晴さんが介護していると、いつしか「くぅ」も「しの」を支えるように。てんかんの発作後にぐるぐる歩き回る「しの」に付き添ったり、下向きになる顔を背中で支えたり。「しの」を寝かしつけるのも、いつしか「くぅ」の仕事になった。
—— 「くぅ」が「しの」の介護を始めたとき、どのように感じられましたか?
【晴さん】すごいな、本当に「しの」のことが大好きなんだなと感じました。
——彼らを見守っていて、とくに印象に残ったエピソードは?
【晴さん】「しの」がもう自力でほとんど歩けなくなり、歩行時の介助に力が必要になった頃、サークル(介護用に作った囲い)に入ってくる「くぅ」には、「くぅの力じゃ難しいから、介助はもういいよ」と言っていました。でも、何度サークルから出しても戻ってきて「しの」のそばに立ち、全体重で寄りかかってくる「しの」を 全身で踏ん張りながら支えて歩いていました。その姿に「くぅ」の深い愛情を感じました。
■「ついに来た」発症時に感じた気持ち、お世話は試行錯誤の連続
——ペットの認知症について語られる機会は、あまり多くないように思います。晴さんが「しの」の認知症に気づいたときのお気持ち、どう向き合い、お世話をしていったかを教えてください。
【晴さん】「しの」は保護当時から老犬だったので、近い将来、介護や看護が必要になることは覚悟していました。なので、認知症に気づいたときは「ああ、ついに来たんだな」という気持ちでした。犬や老犬関係の本をたくさん読み、どう対応したらよいか、知恵や工夫を日々勉強しました。食事やトイレ、散歩などの日常生活の変化にとまどいましたが、どうすれば「しの」が快適なのかを常に考え、試行錯誤を繰り返しながらお世話をしました。
——「くぅ」と共に「しの」の介護をしたことで、感じたことは?
【晴さん】介護はとても大変ですが、介護される立場になった動物たちも、人と同じで不安や恐怖を感じていることに気づきました。撫でて触れて、声をかけて愛情を伝えること。できる時はそばに寄り添うことがとても大切だと「くぅ」に教えてもらいました。
——「 しの」は昨年春に永眠しましたが、現在の「くぅ」の様子は?
【晴さん】時々、「しの」の温もりが恋しそうな時がありますが、同居ネコたちに甘えながら毎日を穏やかに過ごしています。
——犬と猫がここまで仲良くなることに驚きました。
【晴さん】実家にいた頃は猫と鳥も仲良く暮らしていましたし、犬を飼ったのは「しの」が初めてだったので、普通のことだと思っていました。
——晴さんはもともと、「くぅ」と「しの」の様子をブログ『ひだまり日和』やインスタに綴られていました。SNSで発信したことで良かったことはありますか?
【晴さん】「しの」の介護がつらく大変だった時、フォロワーさんの優しく温かいコメントにたくさん元気をいただきました。今は離ればなれになってしまった2匹の日常を、たくさんの方に知ってもらえたことは良かったと思います。
—— それらをまとめた『くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ』が発売されましたが、とくに晴さんがお気に入りの写真は?
【晴さん】60ページの2匹がおデコを合わせてる写真。穏やかな時間の中で、お互いの愛情を静かに伝え合っているような仕草にとても癒されます。担当さん、本に携わってくださった方々のおかげで本当にステキな本ができて、感謝でいっぱいでした。
——読者からはどんな反響が?
【晴さん】癒される、感動したとの感想をたくさんいただきました。
■人もペットも同じく訪れる老い、「最期まで命に責任を持つ覚悟が必要」
——2匹とも晴さんが保護して飼われていますが、保護猫・保護犬を迎える飼い主が心得ておくべきことは?
【晴さん】人と同じで、犬や猫も病気になったり老いていったりします。介護や看護が必要になる時がいつか来るということを理解し、最期まで命に責任を持つ覚悟が必要です。
——今後、ペットの介護を行うことになるかもしれない飼い主へ、伝えたいことは?
【晴さん】介護は本当につらく、大変なことが多くあります。時には愛情が感じられなくなることもあるかもしれません。ペットが元気だった頃を思い出したり、穏やかな寝顔を見たり、気分転換などをして、心に余裕を持てるよう工夫することも大切です。また、誰かに助けを求めることも必要だと思います。なにより、飼い主さんが元気であることが一番大切ですので、ご自分の体をいたわってくださいね。
]]>全国でホゴネコカフェを展開するネコリパブリックの大阪店の新コンセプトは、猫浴場。日光浴、森林浴と同じように猫まみれになり、猫を浴びて癒やされ健康になる猫浴健康を推奨する。
ねこ銭湯の猫たちは、全員新しい家族募集中。里親になれなくても、猫たちと遊ぶことが、猫たちの人馴れトレーニングになり、里親探しの手助けになる。さらに、入場料や買い物の代金が猫たちのご飯代金や、医療費に役立つ。
日光浴につづく猫浴を提案できるよう、外装、内装を銭湯のようなイメージに仕上げ、スタッフの受付は番台。猫浴健康法、ゴロゴロ療法や、猫温湿布など面白いコンセプトを売りにして、より多くの猫に興味がない人たちにも猫の素晴らしさを提案できる場にしていく予定だ。
ネコリパが1階に入るこの建物の上部には、300ベッドある日本最大級のホステルがオープンする予定だ。
営業時間は平日は午後12時から8時。土・日・祝日は午前10時から午後8時。
【問い合わせ先】
保護猫カフェネコリパブリック大阪店
大阪府大阪市中央区島之内1-14-29 1F
電話は:06-4798-3889 。