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愛犬の老後をより豊かに過ごせる「ほっこり、まったりケア」の勧め!

日本ペットフード協会の調べによると、国内で飼育される犬の平均寿命は14・36歳まで延びた(昨年のデータ)。室内飼いの増加や医療環境向上などで、人間なら85歳以上に相当する年齢までともに暮らせるようになった一方、介護に追われる飼い主さんも急増。

 

日本動物病院協会(JAHA)認定家庭犬しつけインストラクターで宮崎大客員教授の中塚圭子さん(57)は、食事や散歩の工夫により、老後をより豊かに楽しく過ごせる「ほっこり、まったりケア」を勧めている。

 

 ■食事

 老犬にとっての楽しみのひとつが、一瞬で終わってしまうのは悲しいこと。早食いして吐くのを防ぐためにも、ゆっくり食べる工夫は必要です。

多くの家庭がドッグフードは容器に入れて出すと思いますが、これだと大型犬は二口、三口で食べ終わってしまいがち。ピクニックシートなどに1粒ずつ間隔をあけて置くと、ゆっくり食べられます。

また、大きな缶にテニスボールをたくさん入れ、そこにフードをまくと、ワンちゃんはボールを押しのけ1粒ずつ口に入れるはず。吸収も良くなり、満腹感も得やすくなります。

 ■散歩

 老化が進めば、散歩の途中で動けなくなってしまうことがあります。家を中心に10、20、30分で帰ってこられるコースを3~4つ用意し、体調に合わせて行く先を選びましょう。

アスファルトの道路だけでなく、芝生や神社の石段、枯れ葉、河原の石ころなど、ふだんと違う所も歩かせてください。肉球はもちろん、脳にも刺激を与えられます。

また、犬の老いは後ろ足から始まるので、子どもの頃からそれに備えること。不規則な段差のある石垣の上などを歩かせ、後ろ足を上げる意識をもたせましょう。

 ■優しい心

 吠える理由は温度や湿度の不快感、空腹、関節や歯の痛みなどが考えられます。老犬はずっと人と一緒にいたがるので、不安な心を満たす優しい気遣いが必要です。

おなかをすかしてワンワン鳴くようなら、ドッグフードを1つずつあげてください。10粒食べて「もうおしまいね」と穏やかに言えば、きっと納得します。尿漏れが始まれば、寝る所や遊ぶ所におねしょシーツを敷いて、排せつが失敗しても困らない環境をつくりましょう。

人間が嫌な顔をすれば、犬も不機嫌になることを忘れないでください。

 ■老老介護

 犬の平均寿命が延びると同時に、飼い主の高齢化も進み、老犬を連れたお年寄りをよく見かけます。お互いが健康状態を受け入れて楽しく暮らす心構えを7つ提案します。

〈1〉「犬が老齢だから」と片づけない

〈2〉介護を面倒くさがらない

〈3〉自分を追い詰めない

〈4〉困った時は動物病院などに相談する

〈5〉方針を決めたら迷わない

〈6〉その子にあったQOL(Quality Of Life=生きがい、満足度)を探す

〈7〉感謝して見送る覚悟をもつ―。

 “わが子”と少しでも、ほっこり、まったりとお過ごしください。

 ◆犬の年齢 1歳で人間でいえば16~17歳まで成長。

5歳で人間の40歳前後となり、その後、小型犬(マルチーズ、テリアなど)が1年ごとに4歳ずつ、中型犬(柴犬、コーギーなど)が同5歳ずつ、大型犬(ラブラドルレトリバー、シベリアンハスキーなど)が同6歳ずつ加齢する。

高齢期は大型犬が7歳以上、小型・中型犬が8歳以上とされる。猫の年齢は小型犬とほぼ同じ。

情報提供元:スポーツ報知

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