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「7才からシニア犬」延び続ける愛犬の平均寿命!

老化のサインを見逃さずに、後悔のない介護を!

愛犬のゴールデンレトリバー“てん”を亡くしたことがきっかけで、犬の介護に関心を持つようになったという、高垣育さん。著書『犬の介護に役立つ本』(山と渓谷社刊)には、介護に必要な知識や実際に役立つ数々のノウハウが獣医師の監修のもとに、収められている。

 

“てん”を看取った後、大きな後悔に襲われたことが、本を書くきっかけでした。

当時は介護の知識があまりなくて、十分なケアができなかったんです。そのとき、“てん”は13歳だったのですが、ゼイゼイしながら歩いていても、もうおじいちゃんだからしかたがないと思っていました。でも、定期健診に行ったときに肺がんがわかり、“余命は1か月くらいなので覚悟をしてください”と言われて、頭の中が真っ白に。家族全員、突然、介護生活に放り込まれたわけです。そして、改善の余地もないまま、あっという間に“てん”は旅立ってしまいました

 

だが、その後、同じような思いを抱えている飼い主さんがたくさんいることを知った高垣さんは、動物の医療について調べ始めた。

 

介護でいちばん、大変だったのが排泄の問題でした。“てん”は小柄な女性ほどの大きさだったので、排泄の苦労を痛感したのです。

 

 調べていくうちに、専用のオムツがあることや、弱った足を支えるカバーのこと、食事の食べさせ方や、そのためのツールがあることなどを知りました

 

愛犬の”シニア教室”で情報交換を

取材により介護の実際を学んだ高垣さん。愛犬が高齢になったら、やっておいたほうがいいことがあるという。

『犬の介護に役立つ本』の著者・高垣育さん

「ワンちゃんは年のとり方が人間より早いですよね。病気の進行も早いので、老犬になったら半年に1度など、短いスパンで検診を受けることをオススメします。そして、老化のサインを見逃さず、気づいたらすぐにケアをする。獣医さんとのコミュニケーションも大切です。

 

また、最近は動物病院やペット関連の施設などでシニア教室を開いているところが増えてきたので、そういう場に参加するのもいいと思います。同じくらいの年齢のワンちゃんの飼い主さんがたくさんいるので、情報を共有したり、介護のつらさを分かち合うことができます

 

次は、絶対に後悔したくないと語る、高垣さん。

 

取材で実感したのは、飼い始めたときに介護のことまで考えておいたほうがいいということ。愛犬と過ごせる時間は、残念ですが、限られています。ある日、急速に老化を実感することがあるかもしれません。だからこそ、空気のような存在と思わず、ある程度の覚悟をもって、ワンちゃんとの毎日を楽しく過ごしてほしいですね」

 

うちのワンちゃんは、まだまだ元気。そう思っていても、老化は必ずやってくる。サインを見逃さず、たくさんの思い出を作って、後悔のない最期を迎えさせてあげたい。

 

<プロフィール>
高垣育さん◎1978年、福岡県生まれ。薬剤師、ライター。医療分野をメインに取材・執筆活動を行っている。

 

情報提供元:週刊女性PRIME

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