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1日の必要カロリー知って 岡山県動物愛護財団が公開セミナー

犬が健康な高齢期迎えるために食事の与え方工夫を

 

岡山県動物愛護財団(岡山市北区御津伊田)は1月21日、同所の県動物愛護センターで、犬が健康な高齢期を迎えるための食事方法などを解説する公開セミナーを開いた。

 

香川県動物愛護推進員で、シャンプーや爪切りなど犬の手入れを行うグルーマー港一紫さん(32)=宇多津町=が講演した。ポイントを紹介する。

 

【食事の量】

飼い犬に最適な量の餌を与えるためには、その犬の体重と1日に必要なカロリーを知る必要がある。

 

1日の必要カロリーは、計算式に当てはめて求めることができる(図)。一見、数式はややこしそうだが、電卓を使えば簡単に計算できる。

 

体重5キロの犬を例に実際に計算すると―。

 

「体重0.75乗」は、電卓で「体重×体重×体重」の値に「√(ルート)」を2回押して求める。5×5×5で表示された125に2回√を押すと3.34となる。

 

安静時のエネルギー要求量はその値に70を掛けて234キロカロリーとなり、健康な犬の場合は2.0を掛けた468キロカロリーが1日の必要カロリーとなる。

 

高齢で運動量が落ちてくれば、最後に掛ける2.0の数値を0.1ずつ減らして、調整する。

 

犬が太り過ぎかやせ過ぎかどうかを知るには、かかりつけの獣医師に確認し指導を受けるとよい。その体重でカロリー計算すれば、体重コントロールがしやすくなる。

 

【食事の与え方】

ドッグフードの袋には必ずカロリー表示があるので、それを参考に1日に必要なカロリー分のフードを量る。その総量を食事の回数で均等に分けて与える。

 

一般的に成犬は1日2回というケースが多いが、港さんは、回数を増やして1回当たりの食事量を減らすことを勧める。離乳~2歳の子犬は1日3~5回、成犬は3~4回にし、10歳を過ぎて食欲が低下してきた高齢犬は4~5回が理想的という。

 

さらに固形フードは、成犬であっても湯でふやかし軟らかくした方が、効率的に栄養素を吸収できる。犬は歯でフードをかみ砕いているように見えるが、大部分は丸のみしており、硬いフードであごを鍛える効果などはない。「食事の回数や内容を工夫して内臓への負担を減らしてやることが、健康な高齢期を迎えることにつながる」と港さんは話す。

 

肉食の犬に、動物性タンパク質をしっかり与えることも大切だ。ゆでたササミはおやつに最適という。ミネラルやビタミンなど足りない栄養素を補うために、ゆで卵は4分の1個を週に1回、ゆでてペースト状にしたレバーなら10グラムを週に1回与えるのもよい。

 

港さんは「犬の食事やおやつは、犬が喜ぶからではなく、健康によいか、栄養が取れるかという視点で選んで」と呼び掛けている。

 

情報提供元:山陽新聞

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