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ペットを売らないペットショップ 販売やめて殺処分される犬の譲渡先探し 転換した理由を責任者に聞く

ペットの販売をやめたペットショップが岡山市にあります。かつて「商品」の犬猫を展示していたガラスケージがあった場所には、保健所などで殺処分を待っていた犬たちがいて、新たな飼い主を待っています。販売から譲渡先探しへと切り替えた理由について、店の責任者に話を聞きました。

 

販売から里親探しへ

販売をやめたのは、岡山市にある「chou chou(シュシュ)岡山店」。2006年に開店し、もともとは犬や猫を販売してきましたが、昨年1月にやめました。

現在では、フードやグッズの販売、トリミングなどのサービスを提供しながら、殺処分される予定だった犬の譲渡先を探す「里親さがし」をしています。

殺処分ゼロを目指して活動しているNPO法人の協力を得ながら、動物愛護センターや保健所などから犬を引き取って里親を探しています。これまでに新しい飼い主が見つかった犬は12匹です。

引き渡しには条件が

引き取り希望があったら、希望者の自宅にスタッフが出向き、どのように飼育されるのか、飼育場所として適しているのかを判断。その後、1週間にわたって希望の犬と自宅で暮らしてもらいます。

狂犬病予防や混合ワクチンの接種、自治体での犬登録、最低でも6カ月は近況報告を怠らないことなどを条件に引き渡されます。

予防接種などの費用は引き取り手が負担。シュシュ岡山店は手数料はとらず、里親が決まるまでの飼育費用も店で負担しているそうです。

責任者に聞く

なぜ、販売をやめたのか? ペットショップとして経営は成り立っているのか? 責任者の澤木崇さん(41)に話を聞きました。

――販売をやめた理由を教えて下さい

「『ペットを飼おうと思えばペットショップへ』というのが当たり前で、日本全国どこでもお店はあります。ペットを飼いたいという人がいる一方で、飼い主に捨てられ殺処分を待っているペットもいます。その二つを結びつけたいと思ったんです」

――経営は成り立っているのですか

「うちの場合は生体販売よりも、フードの販売やトリミングなどの比率が高かったので、やっていけるという見通しがありました。また、ペット販売に関して批判的な声も上がっているなかで、経営的な面からも、いずれは脱却しなければいけない時がくると思っていました」

 

今後の展開について

――周りの反応はどうですか

「好意的な意見をいただくことがほとんどです。ときどき、『どこからか、お金をもらっているんだろう』と言われることもありますが、補助金などは受け取っていませんし、寄付なども募っていません」

「強いていうなら、通販の売り上げのうち5%を里親探し中の犬のエサ代や医療費にあてることを明示しているので、趣旨に賛同して購入していただいている方がいると思います。また、フードメーカーの中には、商品として出せなくなったけれど、衛生上は問題ないものなどを無償で送ってくださる会社もあります」

――今後の展開については

「2月から姉妹店の倉敷店でも里親探しを始めました。県外の同業者でも賛同して生体販売をやめると決断したお店があります。日本全国のペットショップの半数が、こうしたお店になったらいいなというのが願いです」

 

情報提供元:withnews

 

運営会社:合同会社ペコアス

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