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ペットを飼う前にショップの選び方からトラブル対応、葬儀まで知っておくべき!

ペットを飼ってみたいというとき、知っておくべきこととは? ペットを飼う上でのさまざまな疑問に対して、各ジャンルの専門家が解説! これを読めば、単純に「かわいいからペット飼おうよ!」なんて安易なことを言えなくなるはず……。飼う前にまずしっかり頭に入れるべし!

Q)初心者にオススメの動物の種類は?

A)「動物を飼ったことがない初心者の方は、犬や猫から入ったほうがよいと思います。そういうポピュラーな動物のほうが書籍やネットなどで飼い方やしつけの方法を学ぶことができますし、普通のスーパーでもペットフードを手に入れることができるので飼いやすい。

病気になったときもほとんどの動物病院が対応してくれます。逆にイグアナやリスザル、ミニブタなど犬猫以外の“エキゾチックペット”は初心者が飼うべきではありません。温度管理の方法やエサの種類など相当な知識と技術が必要ですからね。また、病気になっても診てくれる動物病院が限られているんです」(獣医師・田向健一先生)

Q)ペットを飼うのに向いている人、不向きな人は?

A)「動物を飼う上では、エサやり、散歩、ケージの掃除などあらゆる手間が必要です。当然ですが、飽きっぽい人、生活が不規則な人、仕事で出張が多い人はペットを飼うのには向いていません。あと、人間関係で恋人や友達に執着しすぎてしまうタイプも、動物を飼うと溺愛してしまって日常生活に支障を来す恐れがあります。

また、そういうタイプの方は、ペットが病気をして動物病院に入院させなければいけない状況になってもペットと離れることができず、『入院はかわいそう』と必要な治療を拒否してしまうこともある。生活や仕事が安定していて、他者を客観視できるバランスの取れた人、ということがいえると思います」(獣医師・田向健一先生)
Q)良いペットショップの選び方は?

A)「まず、動物の習性や飼い方をしっかり説明してくれるかどうかをチェックしましょう。例えば犬の場合、猟犬としての習性を強く持つ犬種はほえやすかったり攻撃的だったりします。でも、犬を売りたいがために必要な説明をしないショップが多いんです。動物のかわいさばかりをアピールして、飼う上での大変さを説明しないショップはNG。

また、ブリーダーから買う場合は、子犬や子猫だけでなく母親や成育環境を見せてくれる人を選んだほうがいい。悪質なブリーダーは、動物を大量に繁殖させるために母親の体がボロボロになるまで産ませるようなことを平気でやっています。母親を見せたがらないブリーダーは絶対に避けるべきです」(ジャーナリスト・太田匡彦さん)

Q)ペットを病院に連れていったら国の保険はおりる?

A)「犬や猫などのペット医療には人間と違って国の健康保険がありません。人間の場合、健康保険に加入していれば診療費も薬代も3割負担で済みますが、動物の場合は100%自己負担になります。例えば、小型犬が骨折をして動物病院に7日間入院をした場合、検査代、手術代、薬代など全部で25万円以上の医療費がかかることも……。

万が一のことを考えると、民間のペット保険を利用したほうが負担は少なく済みます。さまざまな保険業者がありますが、人間のものと同じで、ケガや病気で病院にかかったときに保険がきくものが多いですね」(*予防接種や健康診断など“予防”にかかる医療費は対象外の保険が多い)(アイペット損害保険・涌井沙織さん)

Q)ペットが迷子になったら、どうやって探したらいい?

A)「まずは最寄りの自治体の保健所や動物愛護センターなど動物を取り扱っている部署に問い合わせてください。東京都の場合は、動物愛護相談センターで収容した犬や猫などの情報をホームページで検索できます。

また、自治体には『保護動物情報』(個人の方が保護しているなど)が日々届きますので、電話でも必ず問い合わせを行なってください。実際に自治体に保護されていた場合、引き取りには手続きや手数料(東京都の場合は3200円+1泊当たり680円)が必要になります」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)
Q)自分のペットが他人を傷つけてしまったら……?

A)「飼っている犬が人に噛みついてしまうケースが多いのですが、例えば手に噛みついたときはケガの治療費、傷痕が残った場合は慰謝料を支払わなくてはいけない可能性があります。被害者の顔に一生消えない傷が残ってしまったり、神経を損傷させてしまった場合は、賠償金額が数百万円単位になることもあるんです。

とはいえ、事故が起こったときにペットにリードをつけていたか、放し飼いにしていたかによって金額は変わってくるので、まずは弁護士に相談をしたほうがよいと思いますね」(ペット法学会所属弁護士・渋谷寛さん)

Q)ペットに遺産を相続させることはできる?

A)「できません。そのため、財産を残したい場合はペットを世話してくれる人に遺産を相続してもらうのがひとつの方法。また、最近はペットの信託というものもあります。飼い主は自分が代表の会社をつくり、ペットに残したい財産をその会社の資産にするんです。

それで、自分が亡くなった後に世話を見てくれる人にその資産を『飼育費』として使用してもらいます。このペットの信託には、飼育費がちゃんと使われているか弁護士などがチェックする制度もあるので、ペットを飼っている高齢者を中心に注目を集めているんです」(ペット法学会所属弁護士・渋谷寛さん)

Q)どうしてもペットを手放さなければならなくなったら?

A)「保健所や動物愛護センターなどの自治体では、飼い主の方から事情をお聞きして“やむを得ない”と判断される場合に限って、犬や猫の引き取りを行なっています。最近ですと、高齢者の方でペットを飼っていて、ペットより先に亡くなられた場合に引き取りを行なうケースが増えています。

ただ、どんな事情であれ、手放す前に里親探しなど自分の代わりに飼ってくれる方を探すために最善の努力をしていただきたいですね」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)

Q)ペットが亡くなったとき、葬儀や遺体はどうすれば?

A)「犬が死亡した場合は、自治体に死亡届を出すことが法律で義務づけられています。また、自治体によってはペットの遺体を引き取り、火葬を行なっている場合もありますよ」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)

A)「全国にペットの火葬、供養を専門的に行なっている“ペット霊園”があります。業者によってサービスは異なりますが、ご遺体を火葬する火葬炉、お骨を納める納骨堂が完備されているケースが多いですね。霊園によって火葬できる動物が限られているので、まず最寄りの霊園に電話で問い合わせることをオススメします」(東京動物霊園・大橋良子さん)

 

提供:週プレNEWS

 

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