アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、6月4日の虫歯予防デーに合わせ、契約者に対してインターネット上で、ペットのデンタルケアに関する調査を行いました。
■6歳になると約半数で口臭が気になるように
愛犬や愛猫が6歳を超えると「口臭が気になる」割合が44.8%となり、8歳になると55.7%へ上昇することがわかりました。また、獣医師から「歯石や歯垢がついている」と言われた犬猫は、6歳で45.9%、8歳では58.8%となり、口臭と歯石・歯垢に相関関係がみられる結果となりました。
■47.2%がデンタルガムやデンタルケア用おもちゃを利用
デンタルケアの方法では「デンタルガムやデンタルケア用おもちゃを与える」が47.2%と最も多い結果(複数選択)でしたが、「歯ブラシで歯みがきをする(42.0%)」「デンタルシートやガーゼなどで歯みがきをする(38.5%)」も多く見られ、様々な方法でデンタルケアを行っていることがわかりました。また、「なでて褒めてあげる(36.8%)」「ご褒美にオヤツをあげる(18.2%)」など、飼い主がデンタルケアを続けるために工夫している様子も伺えます。
■デンタルケアは「わが子のケアとして当然」46.0%
飼い主がデンタルケアをしている時に感じることでは、約半数が「わが子のケアとして当然」と感じている一方で、デンタルケアを「とても嫌がる」「少し嫌がる」ペットの合計は44.9%で、半数近くのペットにとっては、飼い主の思いとは裏腹にあまり楽しくない時間であると言えそうです。
■デンタルケアを続けている飼い主が66.2%
次に、デンタルケアを続けられているかどうか聞いたところ、66.2%の飼い主が「続けている」と回答しました。デンタルケアを続けられなかった理由では「愛犬(愛猫)が嫌がるので」が最も多い結果でした。
歯垢は、食餌後1日以内に作られ、3~5日で歯石へと変化すると言われています。歯石に変化してしまうと、歯みがきでは落とすことができなくなるため、毎日の歯みがきで、歯の表面の食べカスや歯垢を残さずに落としてあげることが大切です。正しく歯みがきが続けられるように、小さい頃から、口の周りを触っても嫌がらないように慣らしてあげること、嫌がる場合には、褒めながら歯みがきをする、おもちゃやオヤツを利用して楽しい時間として演出してあげるなどの工夫をして、愛犬・愛猫の歯周病を予防しましょう。
【調査方法】
2014 年5月9日~5月13 日にインターネット上でアンケートを実施。回答数:3,179
運営会社:合同会社ペコアス